学習指導要領は、だいたい10年ごとに大きな改訂が行われてきました。
現現在の学習指導要領は、1998年12月に告示され、2002年度から全面的に実施されています。
「学習指導要領の改訂によって、円周率が3.14から"3"になる」といった騒動も、記憶に新しいところです。
学校週5日制の実施や学習内容の3割減などは特に議論を呼び、「子供を公立学校に通わせたら、学力が低下する」と、私立の中学受験を希望する親が増えるという現象も起こりました。
他にも、新学習指導要領では、「総合的な学習の時間」が設けられたことや、希望によって選択できる授業内容が増えたことなど、大きな変化がありました。
新学習指導要領へは、批判が多く、2003年には、文部科学省は「学習指導要領はあくまでも目安にすぎない」という趣旨の改訂が加えられました。しかし、一方で学校の裁量に任される部分が大きくなり、学校間での習熟度の格差や、受験戦争の過熱等が懸念されています。
